ZESTの訪問スケジュールと、カイポケとのデータ連携が実現 在宅介護のDXを一層推進へ

株式会社ゼスト(所在地:東京都港区、代表取締役:伊藤 由起子)が運営する、在宅医療の訪問スケジュール最適化による経営改善クラウドサービス「ZEST(ゼスト)」(以下 「ZEST」)は、介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」とRPAによるデータ連携(以下「データ連携」)機能の提供を開始します。データ連携により、カイポケをすでに利用している在宅介護サービス事業所では、カイポケのデータを活用でき、そのままZESTの訪問スケジュールの利用を開始できます。ZESTで最適化された訪問予定の情報をカイポケのシステムに戻せることにより、予定・実績の登録作業も大きく軽減されました。 

ZESTは2021年1月にカイポケと業務提携を開始し、今回の機能強化に至りました。まずは、すでにカイポケを利用している在宅介護サービス事業所や、IT化の必要に迫られている事業所などへの新規導入を促進し、双方で力を合わせて在宅介護業界のDXをさらに加速させたい考えです。 

データ連携で作業効率大幅アップ 

すぐZESTの訪問スケジュールを使える

在宅介護サービス事業所にとって、もっとも手間のかかる管理業務のひとつである訪問スケジュール作成。自動作成できるZESTの利用には事前にスタッフや利用者情報を読み込ませておく必要がありました。今回のリリースでは、カイポケをすでに利用している在宅介護サービス事業所であれば、カイポケに登録してあるデータをそのままZESTに取り込めます。ZEST利用前の準備の手間が大きく減り、即時にZESTを利用して業務や移動効率を勘案し、職員を適切に割り当てることができます。

カイポケとの同期

スケジュール割り当てに必要となる利用者や職員と提供票をカイポケから取り込むことができ、ZESTで最適化された訪問スケジュールの情報をカイポケの予定として戻せます。相互に同期することにより、日々発生する急な予定変更があっても、最適なスケジュール調整が可能となります。ZESTから返された予定に基づき、カイポケで実績の登録もできるので、実績登録の作業負荷を大幅に軽減できます。

新機能「要調整機能」が矛盾状態を可視化し解消方法をガイド

要調整機能(ポップアップウィンドウ)

要調整機能画面要調整機能画面
在宅介護サービスの現場では、自動割り当てされた訪問スケジュールに手を加えたい場合があります。カレンダー上で予定をドラッグすると、派生的に生じる矛盾(要調整事項)、たとえば、職員・利用者のスケジュールの重複、職員のシフト外の割り当てなどが生じます。こうした要調整事項の解消にともなうストレスをほぼゼロにする技術、「要調整機能」(国際特許出願中)を搭載しました。

  • 矛盾状況の可視化:要調整事項(スケジュール上の矛盾状況、スタッフと利用者へのサービス内容の矛盾等)を知らせてくれる機能
  • 矛盾状況の解消方法をガイド:要調整事項の内容と解消方法をガイド(複数ある場合は複数提示)し、それらを選択するだけで画面遷移なくただちに解消できる機能
  •  作業者の判断において、あえて矛盾状態をキープすることが選べる:システム外で矛盾を調整する場合、意図的に矛盾を無視して保存できる機能

今回のアップデートでは、カイポケとのデータ連携とスケジュール同期、要調整機能を提供します。これにより、入力の手間が格段に減ることによる作業効率の向上、最適なスケジュール作成を自動割り当てと手動調整の両方で行えることで、経営資源を最大限に活用するためのスケジュール作成を簡単に実現できます。

ZESTについて (https://www.zest.jp)

ZESTは在宅医療の訪問スケジュール最適化による経営改善クラウドサービス、2019年10月にサービスを開始。スケジュールや訪問ルートの単純な自動化ではなく、希望の訪問時間や訪問スタッフの性別希望といった“利用者側の要望”と、医療スタッフの技能スキルやスタッフの勤務時間など“訪問者側の事情”をすべて考慮した全体最適化技術(特許取得済)が特徴です。訪問スケジュールを自動作成して、移動効率の最適化・訪問件数アップに貢献しています。

訪問看護・介護・リハビリステーションおよび訪問診療における、訪問スケジュール作成にかける時間を95%*以上削減、スタッフの移動時間を16%*以上削減。訪問件数を2倍*以上に増やすことも可能で、訪問医療の人手不足問題解消に貢献します。スケジュールや訪問ルートの単純な自動化ではなく、看護師など医療スタッフの技能スキル、時間的制約などの全体最適化技術が特徴(特許取得済)。国内最大規模のヘルステックカンファレンス「HIMSS & Health 2.0 Japan 2019」のピッチコンテストにて、最優秀賞&Aflac賞をダブル受賞しました。(*ZESTのβ版テスト実験結果に基づく数値)

厚生労働省によると、日本の介護人材は2025年度に約34万人が不足すると推計されています(いわゆる「介護の2025年問題」)。介護の人材不足という喫緊の課題解決のため、ZESTは、これからも在宅医療サービス事業所の訪問スケジュール作成にかかる作業負担を減らし、訪問スタッフの皆様が本来の専門性を発揮いただけるようにすべく、技術開発に邁進してまいります。

カイポケについて(https://ads.kaipoke.biz

業務効率化や財務改善など、介護事業者の経営改善に役立つサービスをワンストップで提供するサブスクリプション型のクラウドサービスです。介護事業所の運営に不可欠な保険請求の機能に加え、業務・採用・購買・金融・営業・M&Aなど40以上のサービスを提供し介護事業者の経営を総合的に支援。介護事業者の経営改善とサービス品質向上に貢献することで、質の高い介護サービスの継続提供の実現につなげています。 会員数は、全国約33,800事業所となっています。(2022年1月1日時点)